'18.1.17
昨日借りた多和田さんの『容疑者の夜行列車』に、
「騙されるのが一番の勉強だ、と誰かが言っていた。ああ、馬鹿馬鹿しい。あなたはそういうもっともらしい説教が嫌いだ。苦い薬が必ずしも身体に効くとは限らない。甘い果物をつもりでかぶりついて酸っぱかったら、ぺっぺと吐き出すだけだ。」
という記述があって、こっそり笑ってしまった。
この他にも「真面目な生活を送ろうとする人間が、七ヵ国語も勉強するだろうか」という一文が可笑しかったし、随所にユーモアが散りばめられているんだなぁと。
短い本なので、明日には読み終わりそう。
'18.1.9
'18.1.9
二階堂奥歯『八本脚の蝶』(ポプラ社)に影響を受けてweb日記を始めてみる。
読んだ本や観た映画のことくらいしか書くことが無さそうだけれど、それでも続けられるまで続けてみたい(日記帳を買うにはお金がかかる)。
ところで、『八本脚の蝶』にトレヴァー・ブラウンという名前を見かけてなんだか懐かしい気持ちにさせられた。彼の作品が好きだったわけではない(断じてない)のだけど、つい一年ほど前まで好きだったバンドのアートワークを手掛けていた人物だったもので。
この日は温又柔『来福の家』を読み終えて元気を貰う。人生と人参の発音の違いのくだりがかなり好きだな。早速本好きの友人に勧めてみたところ、既に読んだことがあるらしい。彼は「この人は小説をこれ以上書けないんじゃないかと思った」と言っていて、それもそうだなと深く頷きました。
読んだ本や観た映画のことくらいしか書くことが無さそうだけれど、それでも続けられるまで続けてみたい(日記帳を買うにはお金がかかる)。
ところで、『八本脚の蝶』にトレヴァー・ブラウンという名前を見かけてなんだか懐かしい気持ちにさせられた。彼の作品が好きだったわけではない(断じてない)のだけど、つい一年ほど前まで好きだったバンドのアートワークを手掛けていた人物だったもので。
この日は温又柔『来福の家』を読み終えて元気を貰う。人生と人参の発音の違いのくだりがかなり好きだな。早速本好きの友人に勧めてみたところ、既に読んだことがあるらしい。彼は「この人は小説をこれ以上書けないんじゃないかと思った」と言っていて、それもそうだなと深く頷きました。